「レオからの手紙」
~Leo Minax 来日によせて~
「Aulanalua」を聴いた次の日、レオにメッセージを送りました。
『こんにちは!あなたの音楽が素晴らしいので、CDを買って聴きました。あなたの才能にとても感動しています。』
彼はすぐに返事をくれて、その前に私の曲もちゃんと聴いてくれていました。
『ありがとう!君の「草の指輪」を一緒に歌い出すと止められないよ!君の曲の書き方がとても気に入りました。「カロール」も自分で作ったの?』
彼は、今までの自分の作品を送るので私のも送って欲しい、交換しよう、と言ってくれました。
やや神経質そうに見える写真のイメージと違ってメールのレオはハイテンションで、びっくりマークがやたらと挿入されていました。明るくて屈託のない人のようです。やっぱりブラジル人だなぁと思いましたが、終わりの挨拶の"beijos"にまでびっくりマークをつける人は見たことがありません。日本でいうと「草々!!」みたいな?
少ししてスペインから荷物が届きました。「SOL NO BREU」と「STEREO 13」です。昔のレオの音楽はもっと複雑で技術的でした。作品ごとに段々とシンプルに、余分なものがそぎ落とされてきているのがわかります。

私から送ったCDも無事に届き、大変気に入ったとメールが来ました。奥さんのマールさんはボサノヴァ好きで、2人で繰り返し聴いてくれているとのこと。そしてレオの興味は主に作曲に注がれているようでした。
『君は本当にいい曲を書くね!一緒に曲を作ってみたいんだけど、どう? どんな風にして曲を書いてる? 曲が先?詞が先?同時? 僕は同時は苦手なんだよ!でもそうやって作る人もいるよね!』
ちょっと引いてしまうぐらいの勢いです。そしてやっぱり、びっくりマークだらけでした。
レオは、スカイプというインターネット電話で一緒に曲を作ろうと提案してきました。
電話が苦手な私。日本語でも言いたいことがうまく伝えられません。ポルトガル語は少しならしゃべれるけど、外国語で電話の向こうの相手と曲を作るなんてできるのでしょうか。それにどちらも作詞より作曲の方が得意なタイプなので相性が悪いかも知れないとも思いました。
いろんな意味で激しい面倒くささを感じた私は返事に困り、とりあえず、しらとぼけることにしました。
『ス、スカイプ? 私よく分からない、それ。。やり方をちょっと調べてみるので待っててね。』
そしてこの後、何ヶ月も連絡をしなかったのでした(笑)。
つづく
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