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2011.03.25

三島にて(その2)

夕方、ディレッタント・カフェへ。オーナー四宮さんとは一年ぶりの再会です。

私たちが着いてすぐ、いつも音響のお世話をしてくださっているSaxプレーヤーのオオタケさんも到着されました。

この日は計画停電の予定がちょうどライブの時間に当たっていて、結局は回避の発表が当日のお昼にありましたが、オオタケさんは、停電があってもなくても音が出せるように二通りの機材を用意して下さっていました。言い尽くせないほどの感謝。

お店のスタッフさん達も沢山入って食事の準備をしています。四宮さんは、停電に備えて用意していたキャンドルを点けるといって心なしか楽しそう。私も、これから集まってくれるお客さんのこと、どんな顔に会えるだろうと考えただけでどんどん力が湧いて、リハーサルにもぐっと集中できました。


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開演。1曲目が終わって挨拶をしたとき、今までに感じたことのない不思議な空気がありました。静かで、哀しいような優しいような感じ。これが今日のみんなの気持ち。じっくり味わいながら、逆らわないように、少しづつ演奏をすすめよう。


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ヤマカミヒトミさんは、抑制のきいたフレーズ、装いすぎない自然な音色が持ち味。お洋服でいうと、まるで仕立てがいいウールのコートのよう。一見淡々と吹いてるようでいて、私の演奏の表情を機敏に察して寄り添ってきてくれていました。

彼女とは今までにも何回かご一緒したことはあったのですが、ジャムセッションやBGM的なお仕事など、やや不完全燃焼に終わることが続いていました。ようやくここでじっくり共演する機会を得られて、とても嬉しかったです。


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2ステージ目、オオタケさんにも参加して頂いて演奏。サックス2台を入れた「Amapola」、まさに至福の時でした。。オオタケさんのソロ、素晴らしかったです。


お客さんは最後まで穏やかで静かでしたが、一曲一曲への拍手の音がそれぞれ違っていて、なんて感受性が細やかなんだろうと思いました。中でも、カエターノの「Trem das Cores」で頂いたさざなみのような拍手は忘れられません。皆さん本当にありがとうございました。


終わってから四宮さんを囲んで遅くまでお喋り。ディレッタントのお料理はまた一段と美味しくなったようです。もうちょっと時間があるといいんだけど。。いつもまたたく間に夜が更けていきます。


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翌朝、宿を出発。かのやさん、いろいろお世話になりました。
 
 

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