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2012.11.25

Looking Up

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ペトルチアーニの映画を見に行ってきました。

ファンである人にとっては、すでに知っているような内容だったとは思いますが、かえってそれが良かったように思います。つまり演奏と人となりに全くギャップがありませんです。

いつだったかもう随分前、ギタリストのHさんとデュオライブをやったことがありました。Hさんは当時レコード店に勤務していて色々大変お世話になったのですが、私の知らないレパートリーを沢山選曲してこられました。その中に「Looking Up」という曲があって、ペトルチアーニの作品でした。えらく難しい美しい曲だと思いながら練習した覚えがあります。それから何年かして、知らないうちに私はペトルチアーニが大好きになっていました。


映画で一番印象に残った場面は、彼がどのように打鍵していたかという証言のシーンでした。ああ、だからああいう音になるのか、と思いました。

ペトルチアーニの音はひとつひとつが重くて粘っこくて、聴いていると五臓六腑に効くパンチの連打をくらっているような気持ちになります。そういうピアニストは他にもいますが、みな、似たようなフォームをしています。

はじくんじゃなくて、押し下げているんですねぇ。。

例えば、ポーンッと音を弾くときに腕を高く放り上げるピアニストと、それをしないピアニストがいます。ペトルチアーニはしない。もし健常者であっても同じ弾き方をしただろうと思います。

ギターだと、私の知ってる中ではジョアン・ジルベルト。
ジョアンとペトルチアーニの演奏は似てるように思います。あの、じっとりと絡みつく音。。


最近、そういうことをやっと考えつくようになりましたよ。やっと・・・


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コメント

うーん。聴く人が聴くと、音の微差が分かるのですねえ。僕もそうありたいです。。。

投稿: 三浦真一 | 2012.12.02 22:32

こんばんは^^
うーん、私も格別耳のいい人ではないのですが。。ライブによく行くから感じるのかも?しれませんね~

投稿: norichan | 2012.12.03 01:14

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