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2017.03.30

地球に落ちて来た男

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「地球に落ちて来た男」を見てきました。

ボウイの一周忌にあわせて新年から都内でちょこちょこ上映されていたのだけど都合が合わなくて、あーあと思っていたところ、下高井戸シネマでやるのがわかり、これを逃したらもうしばらく無いだろうということで出かけました。

映画1本になにを億劫になってるのでしょう、という感じですが、好きな音楽家が映画に出てるときは何か慎重になってしまいます。もしつまらなかったら、自分の中のその人のイメージに傷がつくようで・・

結果からいうととてもいい映画で、何日か通いたいぐらいでした。ほんと、今まで見てなくてゴメンナサイとあやまりたい!

特に、いちばん最初の崖を降りてくるシーンはうす暗くて地味で、まるで「砂の女」のようでした。この時点で、ああ見に来て良かったなぁと思いました。それから指輪を換金して、川の水を飲むまでの場面がとても良かった。

Themanwhofelltoearth2

 
この歳になると、もう物語や意味には興味はなくて、連想することや偶然思い出して繋がったりするものが、面白かったり、心を解放してくれるような気がします。

主役がデヴィッド・ボウイだからこの映画を見に行ったのは確かだけど、途中からそれはどうでもよくなっていました。むしろ誰が演じてるかは関係ない映画のように思いました。

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サウンドトラックのリストが載ってたのでパンフレットを買い

ブルー・バイユーが挿入歌で使われてたのは、へぇ~という感じでした。ところどころオールディーズが流れるのが良かったなぁ。

Themanwhofelltoearth3

夜に見る映画は、映画館を出たあとに寂しい気持ちになって家に帰りたくなくなったりするもんですが、この日はほんのり暖かくて、いい気分。

主人公がジンばかり飲んでいたので、私もジンを飲んで帰りました。
 
 


 

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2017.03.24

Poses ポーズ

Kanzakura

寒桜が夕暮れに紅く染まってるのを見つけました。

ソメイヨシノが咲くまでの早春という季節。まだ始まらない何かを待っているようでいて、でもその何かが本当に待っているものではないような予感もあったり・・。不安定な心持ちを楽しみながら過ごすのもいいもんです^_^

Rufus Wainwright の「Poses」、これは秋の風景なのですが、今にぴったりな感じがしたので訳してみました。

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Poses
ポーズ
(Rufus Wainwright)

黄色い壁にはポートレートが並んでいる
そしてぼくは 新しい赤いイカした皮のジャケットを手に入れた
このポーズたち こんなに美しいポーズたち
どんな少年も 薔薇を摘んでいるような気分になる

他の何よりも重大な問題だった
僕らの最新ブランドの名前の黒いサングラスが
このポーズたち こんなに美しいポーズたち
どんな少年も 王子のように綺麗になった気分

緑の 秋に向かう公園たちが 指揮をして
すべての街路が 見事なコーラスを歌う
このポーズたち ああ、ぼくのせいじゃない
人生はゲームで 真実の愛がトロフィー

で 君は言った
頭に気を付けてと
ベイビー 君は言った
頭に気を付けてと
ああ いや
違う ふさけてなんかないさ


何パックもの理由のなかに寝そべり
煙へと日々は消え 夜になる
古典的な責め苦の このポーズたちが
果樹園の蛇のように 僕の心をだめにする

今すぐ誰かになりたくなって 外に出た
ぼくは酔っている 雪駄をひっかけ フィフス・アヴェニューで

いったん古典的な美徳から落っこちたら
朝起きておまえをを抱きしめてくれる人などいなくなる

緑の 秋に向かう公園たちが 指揮をして
すべての街路が 見事なコーラスを歌う
このポーズたち もう少年らしさはない
ぼくをひとりの大人に変え、ああでも 誰もそんなこと気にしないのか

で 君は言った
頭に気を付けてと
ベイビー 君は言った
頭に気を付けてと
ああ いや
違うんだ

そう 君は言った
頭に気を付けてと
ベイビー 君は言った
頭に気を付けてと
頭に気を付けて
ああ いや
違う
ふさけてなんかないさ


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普段はわりと言葉通りに訳すのが好きなのですが、今回は意訳が多くなりました。取り方によっては全く逆の意味になるところもあるんですけど、エイヤーでいきました、、

言葉にはあらわれない気配があります。だらだらと連なる歌のフレーズと一体になって、"第六感を使え"と言ってくるようです。

のらりくらりと知的に語ったあと、突然高貴なメロディにのせてわけのわからないサビが歌われます。

何かおちゃらけた、大事な意味があるようで実はないような。。井上陽水が最後に"傘がない"というオチでみんなを考え込ませてしまうような、ワープ技じゃないでしょうか・・。

ルーファスは若いときNYのチェルシー・ホテルに一時期住んでいたそうで、その頃の心象風景だというような記事を読みました。彼がカバーしている、レナード・コーエンの「ハレルヤ」と同じように、旧約聖書から引いてきたくだりが魅惑的です。コーエンはチェルシー・ホテルに住んでいました。

春を待つけだるい季節。。この「Poses」という曲自体が、聴く人をそそのかしにやってくる怪しい蛇のよう。

flip-flap を雪駄と訳しました。アメリカ人にセッタはおかしいかなと思ったけど。。ルーファスにどことなく四畳半フォーク臭い、昔の若者みたいな雰囲気を感じるので。

このアルバムからもう十何年も経っていますが、変わらず発せられるだらしなさ、没落貴族のようなうす汚さとか(笑)、天性のものでしょうか。何より、リアルタイムで輝きのあるポップソングを作ってくれる、数少ないソングライターです。
 
 

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2017.03.18

ポルト終了

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先週はポルトご来場どうもありがとうございました!

桜の季節にさきがけて花の曲や、虫やカエルの曲などもお送りしました^.^


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終わってから夜も更けたころにお客様が入ってこられ、ギムレットを注文されました。

そういえばカクテルを作る伊藤マスターを見たことがなかったような気がしますが、さすがホテルのバーで修業しただけあって、姿勢がびしっときまっていました。感心しました・・。

次回は5/31(水)です、よろしくお願いします。

確定申告も無事に出して、4月のライブまで少し間が空くので、
新しい曲を練習したり、片づけなどやろうかなと思ってますが、きっとあっという間なんだろうな~・・
 
 

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2017.03.05

演奏の予定 2017年3月

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●3/10(金) 東京・日暮里「bar porto」
20:00start 2stages
山本のりこ(vo,g)ソロ
アクセス:JR日暮里駅 徒歩5分
tel:03-3891-6444 東京都荒川区東日暮里5-40-8
http://barporto.cocolog-nifty.com/
Music Charge:¥2,000
人気の地ビール、ガージェリーの生が飲める落ち着いたバーです。




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2017.03.02

コポドジアにて dialogo終了

2月最後の週は、コポドジアにて寺前さんとのデュオ、"dialogo 対話" 楽しく終了しました。おいで下さった皆様、ありがとうございました!

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ライブ終盤にギターの阿部浩二さんが来てくださって、会場が華やかに^o^

今は関西に住んでられるのでお会いするのはかなり久しぶりでしたが、相変わらず、客席にいても知的な存在感をふりまいておられました・・

アンコールでエウリディシのワルツを予定してたので、ギターを渡して弾いてもらいました。プレミアムだな~


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デュオの時間はこんな感じ。今回は"きまぐれメニュー"で日本語の曲なども演奏しました。

写真はおいでくださったシンガーのみのりさんより、ありがとうございました!


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終わってからも阿部さんがガロートを沢山弾いてくれたり、

関西と関東の違い?やら(私と寺前さんは関西人、阿部さんは関東人なので、拠点が逆になっている)いろいろお喋りして夜が更けました。

イトーちゃん、知子さん、大変お世話になりました。美味しいお料理とハートに、いつも励まされています!!




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